もくじ

男性にAGA(男性型脱毛症)があるように、女性にも脱毛症があります。びまん性脱毛症について見ていきましょう!
びまん性脱毛症という薄毛になる病気があります。
今回は、びまん性脱毛症の原因や治療方法についてお話していきます。
市販薬などで自宅でできる改善方法はあるのかなどを紹介していきます。
びまん性脱毛症という病気はいったいどんなものなのかを紹介しながら、きちんとした対処方法を見ていきましょう!
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びまん性脱毛症ってなに?

びまん性脱毛症は若くてもなります。早めに気がつくことが大切です。
びまん性脱毛症とは、男性でいうとAGA(男性型脱毛症)に似ています。
ハゲや薄毛の病気のことです。
ただ、男性のAGAみたいに頭皮の特定部位に起こるのではなく、頭皮全体が薄くなるのです。
びまん性脱毛症は、部分的ではなく、髪の毛全体が薄くなってしまう病気です。
あまり聞き慣れない言葉ですが、悩んでいる人にとってはホントに怖い病気なのです。
『髪の毛が薄くなってしまう』ということは、歳を重ねると起こってくると思っている人が多いですが、実はびまん性脱毛症などは20代でも30代でも40代でも起こってしまう症状なのです。
特徴としは、徐々に進行するので、『気が付きにくい』というのがポイントです。
一部などが薄くなっていると、すぐに『あ!ここヤバイ!』と気がつくことができるのですが、全体的に薄くなってくると自分も他人も変化に気が付きにくいのです。
気が付きにくいということは、どんどん発見を遅らせることにつながります。
びまん性脱毛症などの病気は早期発見が大切になってくるので、『髪の毛が気になるな』と思ったらすぐに行動していきましょう。
どんな行動をすればいいのかを紹介する前に、原因をしっかり把握しておくことも大切です。
それによって、対処の仕方が変わってくるかもしれません。
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びまん性脱毛症の原因って?

びまん性脱毛症の原因はホルモンバランスが崩れることです。
びまん性脱毛症の原因に多いと言われているのが、ホルモンのバランスが崩れることです。
年齢は関係なく20代でも30代でも起こってしまう症状なので、注意が必要なのです。
当然、抜け毛の原因の1つとして『老化』ということもあります。
老化は自然現象なのですが、老化と同じように血液の循環がわるくなり、毛根へ栄養が届かないというようなことが薄毛の原因でもあります。
そして、ホルモンバランスを崩すときに一番多い原因は『ストレス』です。
現代では、女性にやさしくない社会になっていることも原因ですが、働く人も多くなり女性にストレスがかかる機会がおおい傾向にあります。
人間関係のもつれや疲労がたまり、さらにストレスがたまってしまうと心だけでなく髪の毛にも影響してくるのです。
極端なダイエットでも、ホルモンバランスを崩す人はたくさんいます。
女性に多いのが『極端なダイエット』です。食事を抜いたり、過剰な運動をしたりしてストレスを自分にかけていくことは決して体にも髪の毛にもよくはありません。
髪の毛が成長しようとしてもできなくなってしまうことが原因です。
もちろん、体からくるストレスだけでなく、『過剰なヘアケア』もよくありません。
シャンプーをやりすぎたり、頻繁にパーマや髪の毛の色を変えるなどの行動は髪の毛自体に直接ダメージが蓄積していくので、ハゲや薄毛の原因になってしまいます。
ここまでは男性でも女性でもかかる『ストレス』や『ホルモンバランスの崩れ』の原因になることをお話しました。
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びまん性脱毛症は女性特有の抜け毛の原因
抜け毛が全て病気ということではないことを知っておきましょう!お姉さん
経口避妊薬などのピルもホルモンバランスを崩す原因になります。
服用を中止した後、成長が止まってしまう髪の毛が増えるため、びまん性脱毛症になることがあるので気をつけましょう。
また、妊娠の時期などホルモンバランスを崩し、抜け毛が増えることもあります。
びまん性脱毛症は女性の脱毛症なので、女性特有のストレスや原因もたくさんありますよね。
ここで一度、びまん性脱毛症の原因となってしまう可能性をおさらいしておきましょう。
抜け毛の原因のおさらい
- 老化
- 過度な疲労とストレス
- 無理なダイエット
- ピル
- パーマやヘアカラーのしすぎ
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びまん性脱毛症かもしれないと思ったらどこへ行けばいいの?

皮膚科に行っても無駄なのです。専門医へ行かなければ、治療は難しいですね。
抜け毛が気になりだすと、何科の医者に行けばいいのかがわからづらいですよね。
皮膚が原因なら皮膚科に行こうと思えるのですが、髪の毛ってもしかしたら内科?・・・いやいやストレスが原因で心療内科か・・・
そう思って迷いに迷ったあげくがよく行くのが『皮膚科』なのです。
ですが、皮膚科では実は『びまん性脱毛症』の治療はできません。
これはホントに怖い話ですが、実例がネット上の書き込みでもたくさんあるようです。
- 診察されたけど治療の必要なしと判断された
- 皮膚科に行ったのに検査で異常なしと言われ何も処方されなかった
こういった事例があるので、抜け毛で悩む人は皮膚科へ行っても治療は難しいです。
もちろん、親切なお医者さんなら、髪の毛の治療をしてくれる医者を紹介してくれる人もいると思いますが、皮膚科にいっても何もできないことが多いです。
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びまん性脱毛症は、自宅改善や市販薬で治療は可能?

自分がどういう状態で抜け毛になっているのか知らずに、自宅改善や市販薬など自己流で治そうとすると危険です!
自宅改善という点では、さきほどの抜け毛の原因やびまん性脱毛症の原因を見て当てはまるものがあれば、それに対応するしかありません。
とくにストレスは抱えない方がいいので、ストレス発散を心がけるのが改善につながると思います。
妊娠をしている人にとって、抜け毛があるととても不安になりますよね。
『赤ちゃんに何か影響するんじゃないか』という心配や自分が『妊娠でストレスがたまるなんて・・・母親になれるのかな』ということで落ち込む人もいますが、決してそんなことはありません。
妊娠時の抜け毛でホルモンバランスが崩れることはよくあることなので、たいていの場合、自然と抜け毛はなくなります。
そういった自然現象もあるので、抜け毛=びまん性脱毛症とも判断しにくいですね。
さきほどの例にもあげたように、ただ病院に行くと『なんともないですね』で返されて終わりになるケースもあるので、抜け毛が増えて心配だという人は、自宅改善にこだわったり、皮膚科行ったり、市販薬を試すのではなく、専門医に相談しにいくことが心にも体にも一番いいのです。
自宅改善や市販薬での解決は基本的のおすすめはしません。
先ほども紹介しましたが、普通に医者に行っても『異常なし』と判断されて薬ももらえないので、自分で市販薬を選ぶことは難しいです。
専門医以外が判断すると怖いですので、市販薬は自分の判断で買わないことをおすすめします。
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びまん性脱毛症は治るものなの?

びまん性脱毛症は治る確率が高いです!そのためには、すぐに専門医へ行きましょう!
ストレスをできるだけ無くす、というのが自宅改善できる唯一のことですので、ストレスをためないように心がけて、抜け毛で悩んだり、今回の記事をみて『びまん性脱毛症かも!』と思ったら迷わずに、脱毛症専門外来や頭髪専門医に相談するといいです。
びまん性脱毛症は回復する可能性は高いとされています。
なので、せっかく専門医に行けば、最短で治療することができるのに、間違った病院や自宅改善や市販薬に行ってしまうと時間がもったいないのです。
はっきり言えば、間違った行動はお金と時間の無駄で、さらにストレスがたまる一方だということです。
すぐに専門医に相談すれば、今後のケアや不安なことはすべて聞いておくことができるので、心配がかなり減るのでストレスも軽減されます。
今回の記事のまとめ
- 女性の抜け毛は『びまん性脱毛症』かもしれない
- 老化や妊娠などで自然と抜け毛が増えることもある(すべてがびまん性脱毛症ではない)
- びまん性脱毛症はホルモンバランスが原因であることが多い
- 抜け毛の悩みは皮膚科ではなく、専門医に相談する
- 自宅改善や市販薬にこだわると時間とお金の無駄になることがある
- びまん性脱毛症は治る可能性が高いので、今後のケアなども相談できる専門医へ行くのがベスト